美意識の高い方々がこぞって注目しているのがハチミツ美容です。
ハチミツにはさまざまな美肌効果が期待でき、多くのメーカーがハチミツを使用したアイテムを発売しています。そこで注目したいのが、ハチミツ発酵液です。
ハチミツ発酵液は、化粧水やクリームなどのスキンケアアイテムだけでなく、シャンプーやトリートメントなどのヘアケアアイテムにも配合される場合が多い成分です。
しかし、ハチミツ発酵液がどのような成分なのか、どのような効果が期待できるのか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、ハチミツ発酵液の成分情報や、肌へ期待できる効果を徹底解説します。
ハチミツ発酵液 (70.5%)の基本情報
ハチミツ発酵液とは、その名の通り天然のハチミツを乳酸菌や花酵母などで発酵させ、ろ過したエキスのことを言います。70.5%という数字は、ハチミツ発酵液の配合量のことを指します。
ハチミツ発酵液の配合量は、メーカーやアイテムによって異なりますが、約30%~50%前後であることが多いです。よって、ハチミツ発酵液が70.5%配合されている場合は、高配合と言えるでしょう。
配合量が多いほど、ハチミツ発酵液の美容成分が多く含まれており、美肌作用も期待できます。
ハチミツ発酵液が配合されているスキンケアを選ぶ際は、配合量にも注目してみるのがおすすめです。
ハチミツ発酵液は、整肌成分としてさまざまなスキンケアやヘアケアアイテムに配合されており、嬉しい効果がたくさん期待できる成分です。
ハチミツ発酵液の基質となっているハチミツは、花や植物の成分と組み合わせると相性が良いため、サポート成分としてさまざまな花や植物の成分が配合されていることも多いです。
そのため、ハチミツそのものの美容効果はもちろんのこと、サポート成分として配合されている花や植物の美肌効果も期待できるため、さまざまな肌悩みのケアにおすすめです。
ハチミツ発酵液 (70.5%)の肌へ期待できる効果・目的
ハチミツ発酵液は高い保湿力が期待できる成分のため、乾燥が気になる方におすすめです。
ハチミツを発酵させると、角質層の天然保湿因子のひとつである乳酸が増えると言われており、角質層を水分で満たし潤いのある肌をキープしてくれます。
肌を弱酸性に保つために必要な酢酸も増やしてくれるので、外的刺激から肌を守ったり、雑菌の繁殖を防いだりしてくれる効果も期待できます。そのため肌荒れが気になる際のケアにも最適と言えるでしょう。
美肌を育むためには、昼に受けたダメージを回復するためしっかりと睡眠時間をとるのが大切ですが、ついつい夜更かしをしてしまったり、忙しくて睡眠時間を確保するのがむずかしかったりするという方も多いかもしれません。
そんな方にもハチミツ発酵液はおすすめしたい成分です。
ハチミツ発酵液には、体内時計のリズムを整えるBmal1という成分を増やす効果も期待でき、肌ダメージの回復力を向上させてくれます。
また前述のとおり、ハチミツ発酵液にはサポート成分として花や植物の成分が配合されていることも多いです。
アイテムによって配合されているサポート成分は異なりますが、よく聞く成分として、グルコノバクター/ハチミツ発酵液を例にあげてご紹介します。
グルコノバクター/ハチミツ発酵液は、ハチミツがもともと持っている保湿作用に加えて、発酵することにより多くのグルコン酸を含んでいます。
グルコン酸は、肌の代謝を促進してくれる効果が期待できる成分です。不要な角質を除去してくれるので、肌のゴワつきを改善し肌ざわりの良いすべすべ肌へ導いてくれるでしょう。
グルコノバクター/ハチミツ発酵液は、色素沈着のケアにも良いとされているので透明感あふれる美肌を目指す方にも是非意識してもらいたい成分です。
ハチミツ発酵液 (70.5%)の安全性と使用上の注意
ハチミツ発酵液の基質になっているハチミツは、大昔から食用としても使われてきた成分で、40年以上の化粧品への使用実績を持っています。
重大な肌トラブルの報告もなく、安全性は高いと言えるでしょう。
しかし、ハチミツアレルギーをお持ちの方や、サポート成分として配合されている花や植物にアレルギーがある方は注意が必要です。
使用前にパッチテストなどをおこなうのがより安全です。
まとめ
ハチミツ発酵液はハチミツがもともと持っているとされている美肌効果に加え、発酵させることでより高い保湿力が期待できるのが特徴です。
また外的刺激から肌を守る効果や、肌ダメージの回復力を向上させてくれるなど、美肌ケアに最適なさまざまな効果が期待できます。
昨今では、ハチミツ美容や発酵美容が注目されているのもあり、ハチミツ発酵液も注目の成分のひとつです。
ハチミツ発酵液が含まれた化粧品を使用して肌を潤いで満たし、ハリのある肌を目指しましょう。